当院では神経に対する検査や調整を行います
神経とは?
※画像元はアクティベータネットワークジャパン
神経とは体の各器官(筋肉や内臓など)に命令を送る細胞です。
そのため神経の働きが安定しなくなると、
- 筋肉が硬くなりすぎたり、柔らかくなりすぎたりする。
- 内臓の働きが安定しなくなる。
- 痛みを過度に感じ取ろうとする。
などの障害が現れ、不安や恐怖といった精神的な面にも影響を及ぼします。
具体的には、首肩こり、腰痛、股関節痛、手や足のしびれ、頭痛、めまい、吐き気、耳鳴り、動悸、便秘、下痢、顎関節症、不眠症、うつ、気分障害、イップス、ジストニア、などになります。
根本的な原因を特定する検査法
根本的な原因を特定するためには適切な検査が必要にまります。
機能神経学的検査
機能神経学とは、大まかに脳の機能(働き)が左右対称に行われているか?ということを検査します。
左右対称に脳機能が行われていない場合、交感神経と副交感神経のバランスを崩し、神経にコントロールされている筋肉が硬くなりすぎたり、逆に柔らかくなりすぎることになります。
西洋医学(病院)は病理学的検査を行いますが、あくまでも当院は機能に着目して検査します。
動画がございますのでご覧ください。
下肢長反応検査
下肢長反応検査とは、足の長さを目安に神経学的エラー(脳のエラー信号)を調べています。
足の長さとは骨の長さを見ているのではなく、刺激(実際に患者様に触れたりする刺激、患者様自身に体を動かしてもらう刺激、言葉や五感、イメージなど脳が処理する情報の刺激)を加えることで脳が一時的にエラーを示し神経に正常な命令が送られず、足の筋肉の硬さが変化する状態を見ています。
それにより脳が一時的にエラーを起こしているのか、いないのかを特定していきます。
この下肢長反応検査は末梢神経(首や腰、股関節、膝、内臓などをコントロールしている神経の事)の機能異常(身体を不調に招く状態)の特定に使われます。
具体的に後に説明するアクティベータ・メソッドの神経関節機能障害の特定に使います。
PRT(生体反応検査)テスト
このPRTテストは上記で説明した下肢長反応検査に似ていますが、仰向けで足の筋肉の硬さの変化を見る検査法になります。
下肢長反応検査と同じように、刺激(実際に患者様に触れたりする刺激、患者様自身に体を動かしてもらう刺激、言葉や五感、イメージなど脳が処理する情報の刺激)を加えることで脳が一時的に体へエラー信号を出すことで、足の筋肉の硬さが変化する状態を見ています。
そして足の筋肉の硬さが変化し足が揃わない場合は、脳から出されたエラー信号が神経の命令を不安定にさせ、神経にコントールされている筋肉の働きが正常に行われず力が入らなくなり、術者の抵抗に患者様が耐えることができなくななります。
動画がありますので一度ご覧ください。
※動画の情報元はPCRT(心身条件反射療法)です。
実際にこんなことが起きるのか?と不思議に思われる方もいると思いますが、人間の身体のメカニズム上普通の事なのです。
例えばかなり高い場所に行かれた時に足が竦んだり、腰が抜けそうになったり、反対に手には力が入り握りしめていたことはないしょうか。その時に意識では感じにくい無意識の領域で、筋肉の緊張パターンは変化しています。この緊張パターンが足の筋肉に現ることで足が不揃いになり、力がうまく入らなくなります。
これらのメカニズムは目から入った情報に対して、脳の働きが不安定になり一時的にエラー信号を出すことで神経が正常に命令を伝えられず、筋肉の硬さが変化します。
ここまでをまとめると、「脳がエラーを起こす刺激を加えると体の筋肉の緊張パターンが変化する」となります。
このような検査を用いることで根本的な原因を特定します。
施術方法
当院では上記で説明した検査法を用いて、
- 末梢神経(筋肉をコントロールしている神経、内臓を調整している自律神経)の調整
- 脳のエラー信号(体が不調になってしまう思考パターンや記憶)の調整
を行なっていきます。
具体的な方法についてお伝えしていきます。
1、末梢神経(筋肉や内臓をコントロールしている神経)に対してはアクティベータ・メソッドを用います。
アクティベータ。メソッドとは
末梢神経の誤作動(体を不調に招くパターン)の調整に適している治療法になります。
このアクティベータメソッドはアメリカのドクターが開発し使用されています。
短距離陸上選手で世界記録保持者のウサイン・ボルト選手もこの施術法で治療及をされています。
石井堂グループでは、一般の患者様はもちろんの事
- 男子サッカー日本代表選手
- プロゴルファー
- プロ野球選手
- K-1ファイター
- プロダンサー
- 劇団員
- 音楽家
などのアスリート・アーティストの方にもご覧院頂き、このアクティベータ・メソッドを使って施術させて頂いております。
英語ですが動画がございますので、ご覧ください。
アクティベータ・メソッドの具体的な施術方法
大事なのは毎回検査をして刺激を入れることです。
アクティベータメソッドの最大の特徴は一つの刺激に対して毎回検査をすることです。
体の各部位にストレスをかけて筋肉の緊張パターンが変わる部位(神経に異常がある部位)のみに刺激を入れることです。
手順としては、
①アクティベータ・メソッド専用ベッドにうつ伏せになり、専用シューズを履きます。
②患者様に身体の色々な部位にストレスをかける動きをしてもらいます。
③防衛反応が生まれる部位(異常がある部位)を下肢長反応検査を使用し特定します。
④異常があった場合は、アクティベータ機器で正しい方向に刺激を入れます。
⑤再度同じストレスをかける動きをして異常が正常に切り替わった事を確認します。
⑥2~5を身体の各部位繰り返し行います。
アクティベータ・メソッドの効果
体を健康に保つのは脳と末梢神経の働きです。
脳や神経の働きが良好な方は痛みやしびれ、こりなどの自覚症状に悩むことはありません。
反対に脳や神経の働きが不調な方は体が安定せずに様々な症状に悩まされます。
アクティベータ・メソッドは脳から神経に出された命令が正常に働きているか検査し、異常な状態を正常へと切り替え、様々な症状を改善します。
骨格や筋肉の異常はもちろん、内臓や自立神経系の疾患などもバランスがとれて、健康を引き出すことができます。
アクティベータメソッドの絵本がございますのでこちらもご覧ください。
※画像元はアクティベータネットワークジャパン
上記の方法で改善しにくい場合は、脳のエラー信号(体が不調になってしまう思考パターンや記憶)の調整を行う必要があります。
体が不調になってしまう脳のエラー信号(思考パターンや記憶)の施術方法
末梢神経の誤作動に対しての施術(アクティベーターメソッド)を使用しても症状が改善しにくい場合、又は症状を繰り返してしまう場合はPCRT(脳の誤作動記憶調整法)に加え、コーチング要素を取り入れて施術しております。
具体的に、ずっと治らない首の痛み・肩こり・腰痛・股関節痛・椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・手足のしびれなどの筋骨格系症状、自律神経失調症・不安症・パニック症状・うつ症状などのメンタル系症状、スポーツ選手のイップス・様々なジストニア症状などの脳の誤作動症状などが施術対象になります。
中々改善しない症状は、無意識のうちに生体内で、自動的に自律神経系に緊張のスイッチが入るようにプログラム化されています。
これは脳へ入力された情報により、脳そのものの働きが一時的に不安定になり、神経に対して正しい命令を送れないパターンを学習している状態です。
そのため石井堂の施術では、脳・神経系に注目し、様々な環境に適応できるようコントロールし、症状につながるスイッチが入らないように、無意識レベルの学習記憶を切り替える施術を行います。
心身条件反射療法(PCRT)の簡単な説明動画がございますのでご覧ください。
※動画の情報元はPCRT(心身条件反射療法)です。
脳の誤作動記憶の調整の絵本がございますのでそちらもご覧下さい。
※動画の情報元はPCRT(心身条件反射療法)です。
石井堂は結果(症状)に至るまでの、原因と過程に重きを置いている
石井堂グループは現れている症状よりも、なぜその症状が現れたのか?原因やそこまでに至る過程に注目し検査や施術しております。
本質的な原因となる脳や体への刺激(人間関係、環境、食事など)にはどのようなものが関係しているのか特定し、どこの神経に機能異常が起きているのか過程を調整することで、自然治癒力が最大限引き出されます。
結果に対しては西洋医学の、痛み止めの薬、構造異常に対しての手術などが必要であり、当院は医療機関(医師)でないため行えません。
原因に対してのアプローチ(自然療法)も結果に対するアプローチ(西洋医学)もどちらも大切です。